通信誌「日々の暮らし舎」

日々の暮らし舎 平成三十年睦月

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雪の田んぼ(2017.12)

荒起こし(2013.10)

昨年、12月に山の暮らし舎立ち上げの時から続けてきた田んぼを地主さんにお返ししました。無農薬無施肥で手植え手刈り、集落で一番狭いけど一番注目されている田んぼだと自称して5年。毎年、初期除草を怠っては雑草だらけにしてしまい、昨年にいたっては仕事で奥津を離れることも多くなってしまったため、まったく田んぼに関われなくなってしまいました。結果毎年荒れ放題。みっともない状態もさすがに放置したままでは申し訳ないので、綺麗にしてお返ししました。

山の暮らし舎は「山の暮らしの学び舎」暮らしを生み出す手仕事の知恵と工夫、そこに向かう姿勢。そういったものを学ぶ(価値を置く)ことを目的に会社を立ち上げました。田んぼをお返しすると決めて1ヶ月ほど悔やみましたが、これが現在のボクの実力です。

いま、暮らしとは真逆の、生きていくことに無価値なものにお金を使う傾向があります。スマホゲームにお金を掛けるなんて典型ですよね。で、実際やって見ました。これが・・・とてつもなく面白い。初対面の人たちと協力し合って敵を倒す仕組み。同じ敵を倒した達成感を共有して友だちを作ろうとするんです。もちろん挨拶にはじまる会話もあるし、ゲーム中にスタンプキャラクターで応援しあったり、ゲームを続けていけばどんどん面白くなって、どんどんその世界に入っていく。わずかなお金でも掛けたくなってしまう気持ちを理解してすぐに止めました。あっという間の5時間、最後ははまりそうな自分が怖かったです(笑)仮想現実の中の自分がわずかなお金で簡単に強くなるんです。現実逃避から逃げられなくなる寸前でした。

日本の優秀なプログラマーが今、スマホアプリのゲームを作っていると聞きます。今回、実際にやってみても、これが無料かと驚くほど品質が高い。演出的な絵の効果、音楽も凄い。他方では量子計算機やスパコンなど世界の演算機が莫大なエネルギーを使って株価や為替、原油や金の先物を監視、トレードしてる。1秒間に何回と国家予算並みの金が動く世の中・・・冗談じゃない!商売はしてるがオレはこんな金はいらない!!

学ぶべき「山の暮らし」は消費一辺倒の現代社会で、暮らしに必要なものを作り出すこと。季節の変化を愛でる感性や、その中で得られる糧。山や川の活用には子どもたちの遊びたい欲求なんかは本当にすごいなと思います。自分たちの手元に少しづつ取り戻す。ここに力強い実感を持ちたい。

ですが、きっと何事でも同じでしょうけど、何かを始めたり、飛び込む勇気と継続する努力には体力や時間だけでなく、意欲が本当に必要だと分かりました。意欲を沸き立たせてくれる仲間との出会いも含めて、これはスマホゲームがまったく同じ仕組みなんです。ライバルはめちゃくちゃ強敵です。

20代後半から日本各地を訪ね歩いてきました。各地でたくさんの方にお世話になりました。今だにお礼も出来ないままですが、各地で真剣に向き合ったことを思い出します。うまいメシとうまい酒とたっくさんの語り合いがありました。あれこそがお互いの意欲をぶつけて刺激し共有した時間でした。意欲を持って今も誰かと口角泡飛ばして須田は頑張っている。これです、これ。

2月20日創業5年目を迎えます。

今年はいろいろ吹っ切って自分自身が意欲の発露だと意識していこうと思ってます。
宜しければ今後もお付き合いの程。

 

「子育て 親育て」   その28:凹凸

年末年始は富山と埼玉の実家で順番に過ごしました。埼玉では兄家族と一緒に総勢10名の大家族で狭い実家で過ごしました。グラウンドで野球も出来る、子どもの頃にボクも遊んだ児童館ではカードゲームで遊ぶ大きな子を横目にアナログな凸凹面の鏡を覗いて遊んで今した。マグネットのダーツや木製のエアホッケー。大人も子どもも一生懸命遊んで大笑いの新年を迎えました。

子どもがやってみたいと思ったことに、大人も本気で取り組む。ブランコで靴飛ばしを30年ぶりくらいにやったら、まったく飛ばずに逆に大ウケ。
「あんなに飛ぶ飛ぶ言ってたじゃん!!」

オセロも一進一退。子どものおかげで物凄く強くなりました。今年一年も子どもたちにたくさん学ぶ一年になりそうです。

見た目と違う(2018.1)

 

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